文化放送『くにまるジャパン 極』に山田冬樹代表弁護士が出演/631回テーマ 「B型肝炎給付金制度」編 2021年05月18日

弁護士の山田です。

今週の『くにまるジャパン極』では、「B型肝炎給付金制度」についてお話しました。これは、満7歳までに受けた集団予防接種などが原因で「B型肝炎ウイルスに持続感染してしまった方」に対して、国が給付金を支給する制度です。対象になるのは『昭和16年7月2日から昭和63年1月27日までに生まれた方』です。国の発表では、約40万人以上が感染していて、給付金支給の対象となるだろうと言われています。

しかし、実際に国との和解が成立したのは、今年1月までで、およそ1割の4万7000人に過ぎません。給付を受けるには、裁判を起こす必要があり,その必要書類は,自分で集めなければならないので、それが集められず請求できなかったという方も多いです。また本来は対象となるのに、手続きのことを勘違いして、請求に至ってない人も多くいます。
たとえば、B型肝炎に持続感染していることは承知しているのに、症状がないため、請求できないと思われている方もいます。B型肝炎ウイルスに感染しているのに、症状が出ていない方を「無症候性キャリア」といいます。実は対象のなる多くのかたが,「無症候性キャリア」です。

「無症候性キャリア」の方に支払われる給付金額は50万円ですが,給付金以外にも,定期検査の費用も国から支払われます。B型肝炎ウイルスは,現在,症状がなくても,いつ肝炎の症状が出るかわからないので、定期的に検査をする必要があります。そして、もし慢性肝炎になってしまった場合でも、改めて裁判する必要はなく、申請するだけで、1250万円が給付されます。無症候性キャリアの方は、わずか50万のために裁判は面倒だと言って、手続きしない事も多いですが、ぜひ考え直してほしいと思います

勘違いの例の二つ目として、たとえば、お母さんがB型肝炎だと、出産時にお子さんに感染してしまいます。その場合、自分は集団予防接種で感染したわけではないから、ということであきらめてしまう方がいます。しかし、そのお母さんの感染が集団予防接種が原因ということもあります。その場合、お母さんご本人はもちろんのこと、お子さんも給付金の対象となります。また、病院でB型肝炎と言われ「母子感染の可能性があります」とお医者さんに言われたことで、自分は母子感染だからダメだ、と思い込んでしまう方もけっこういらっしゃるようです。実際、お母さんが検査を受けたら肝炎ウイルスは見つからず、母子感染じゃなかったことがわかるケースも少なくありません。

このようなこともあるので、B型肝炎ウイルスのキャリアだとわかったら、とにかく放置せず、一刻も早く、ホームワンにご相談いただければと思います。

【出演情報】
◇日時
 毎週火曜 9:45~
◇放送局
 文化放送
◇番組名
 『くにまるジャパン極』
◇コーナー名
 「得々情報 暮らしインフォメーション ホームワン法律相談室」
◇631回テーマ
「B型肝炎給付金制度」
◇出演
 番組パーソナリティ 野村邦丸さん
 番組火曜日パートナー 西川文野さん
 法律事務所ホームワン 山田冬樹弁護士

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